加入意思と会員名簿をつなぐ
PTAが本人から直接取得した入会申込情報を、申込のまま名簿へ流し込まず、担当者の確認を経て会員として確定します。申込の取下げや無効化も消去せず状態として残し、誰がいつ処理したかを確認できる運用を支えます。
申込を起点にする学校名簿ではなく、加入を希望した本人の申込情報を受付の出発点にします。
状態を分ける受付済み、確認中、会員確定、取下げ・無効を混ぜずに管理します。
操作を残す会員確定や状態変更を行った担当者と処理内容を記録します。
導入前に決めること
- 入会条件:会則、会費、活動内容、退会方法、個人情報の利用目的を申込前に提示します。
- 管理者:フォーム、申込一覧、会員名簿を閲覧・変更できる担当者を限定します。
- 確定条件:何を確認したら「会員確定」にするかを役員間で統一します。
- 保存期間:申込情報、取下げ記録、操作ログをいつまで保持するかを決めます。
- 問い合わせ先:訂正・取下げ・退会の連絡を受けるPTA側の窓口を用意します。
初期設定の流れ
管理用コピーを作る原本を直接編集せず、年度・PTA名が分かる管理用ファイルを作成します。
権限を限定する管理用シートとフォーム編集権限を、必要な役員だけに設定します。
申込内容を整える重要事項と個人情報の利用目的を確認できる申込フォームにします。
テスト申込を行う受付、状態変更、会員名簿への反映、取下げまでを本番前に確認します。
会員確定までの運用
| 状態 | 何を示すか | 担当者が行うこと |
|---|---|---|
| 受付済み | 申込データを受け取った段階 | 重複、入力不足、本人からの申込かを確認する |
| 確認中 | 会費や申込内容の確認が必要な段階 | 確認事項と対応日を記録し、名簿へはまだ反映しない |
| 会員確定 | 定めた条件を満たした段階 | 会員名簿へ反映し、確定日と担当者を残す |
| 取下げ・無効 | 本人の取下げ、重複、誤送信など | 理由と処理日を記録し、会員名簿へ反映しない |
主な機能
受付情報の管理加入申込者の情報を申込ID単位で整理します。
会員名簿への登録確認した申込行だけを会員名簿へ反映します。
二重登録の防止同じ申込IDが重複して名簿へ入ることを防ぎます。
取下げ・無効記録削除だけで済ませず、処理状態として残します。
操作ログ会員確定や状態変更の履歴を確認できます。
同一ファイル内で管理申込一覧と確定会員名簿を分けて保持します。
してはいけない使い方
- 加入しない方にフォーム提出を求めること
- 非加入届として使うこと
- 全保護者に提出を求めること
- 学校名簿をPTA会員名簿として流用すること
- 非加入の児童・生徒に不利益を生じさせること
役割とデータの扱い
このアドオンは、インストールされた利用者のGoogleスプレッドシート内のデータを操作します。PTA適正化推進委員会の外部サーバーに会員情報を送信・保存する設計ではありません。
| 担当 | 扱う範囲 | 分けておくこと |
|---|---|---|
| 申込受付担当 | 申込内容の確認、訂正連絡 | 会費確認や最終確定を一人だけで完結させない |
| 会計担当 | 会費確認に必要な情報 | 申込フォームの全項目を共有しない |
| 名簿管理担当 | 会員確定済みの情報 | 確認中・取下げの申込を会員名簿へ入れない |
| 学校 | PTAから依頼がある場合も必要範囲を個別に整理 | 学校名簿を申込一覧や会員名簿として流用しない |